MQLセミドライ加工システム-Minimum Quantity Lubrication-
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Q&A
| セミドライとは | セミドライ油剤に関して | 取付に関して |
| セミドライとは | セミドライ油剤に関して | 取付に関して |
取付に関して
セミドライ装置に電源は必要か
圧縮エアのみで稼働します。但し、機械側と連動して給油装置をON/OFFさせる場合は、Mコード(機械側より電気信号等)が必要です。
※装置内圧の自動調整を行う一部の機種ではDC24Vの電源が必要なものも有ります。また液面検知による出力が要求される場合はそれに準ずる電気信号数が必要になります。
必要な供給エア圧
給油装置の仕様に準じます。概ね0.4MPa以上で、十分なエア流量(供給外径Φ8以上)が必要です。また、水、ホコリ、ごみ等がなく、乾燥したエアが重要となります。詳細は機器毎の仕様を弊社までお問い合わせ下さい。
クーラントとの併用について
クーラントとの併用は可能です。同じ配管を利用する場合、配管内にクーラントが残っている状態では、セミドライに直ぐに切り替わらない場合があります。また、クーラントがセミドライ装置に逆流しないようバルブを設計する必要があります。詳細は、弊社までお問い合わせ下さい。
工具とノズルの位置/距離について
工具とノズルの距離/位置は加工内容、機械内部のノズル位置、油剤の塗布、切りくずの除去という観点を考慮し最適な位置が決まります。ご不明点は弊社までお問い合わせ下さい。
電磁弁、液面検知の極性について
弊社セミドライ装置の電磁弁/液面検知の極性は有りません。
二重管オイルチューブの位置について
二重管(FK/JK/BXタイプ)構造のセミドライ装置のオイルチューブは、ノズル先端より25~50mm程度後方になるようにして下さい。なお、敷設時は、オイルチューブを可能な限り引っ張り、かつ張力でチューブが後方になった位置をノズル先端から25mm~50mmとなるようにして下さい。
特に、ホース長が10m程度の敷設距離が長い場合、オイルチューブが敷設時より前進する場合があり注意が必要です。
(敷設時の曲げ/直線により出荷時よりオイルチューブ長が変化し、エアによりオイルチューブが押し出される事があるため。)
二重管オイルチューブの分割(カップリング/接続)について
二重管構造のため、ホース交換/敷設は基本的に連結がない状態で敷設/交換して下さい。ただし、敷設/交換が困難な場合には、二重管接続ブロック(2CHBLK-□)を用いた連結(ただし、エア流量は連結がない状態より低下する。)、または隔壁等で継手を利用した配管等も可能です。