会社情報-Corporate information-
ニッチトップで、常識を超えていく。
1972年5⽉。当社は、インターネットのない時代に、⽇本では殆ど知られていない⾼性能でニッチな⼯具の輸⼊販売を開始しました。1989年、アメリカで誕⽣したMQLという最少潤滑の加⼯⽅法を⽇本へ初めて導⼊し、当社が「セミドライ加⼯」と名付けました。環境にやさしいものづくり「セミドライ加⼯」という⾔葉が市場に認知される最初のきっかけとなりました。
フジBC技研の「BC」は、セミドライ加⼯の総合ブランド・Bluebe、オリジナル⼯具ブランド・Cutpia のそれぞれの頭⽂字から命名しました。「技研」は、技術・エンジニアリングを表しています。 当社は、⽇本から世界の⾦属加⼯の現場へ「環境にやさしく、⽣産性も⾼い。」ものづくりに貢献できるよう挑戦を続けています。
「Bluebe」は、「日本を象徴する空と海の青、常識を超える開拓者、 製品カラーのBlue」と「油剤Lube」を組み合わせたもので、外部給油装置、油剤のセミドライ加工総合ブランドです。お客様から「セミドライ」ではなく「ブルーベ」と呼称されることも多く、 一滴の油で金属加工を実現するセミドライ加工を体現するものになっています。
外部給油装置
ブルーベ油剤
「カットピア」は、切削の理想郷を目指し、切削の「カット」、理想郷の「ユートピア」を組み合わせ命名しました。輸入工具だけでは解決できない加工領域の補完・開発からスタートし、現在は自社で企画開発したオリジナル工具も展開しています。
スピンドルスルー、タレットスルー用のセミドライ内部給油装置のブランド。装置内でエアによりオイルミストを増速(Boost)することで切削に有効なミスト粒径を生成・搬送する機構を持ち、環境(Eco)問題の改善提案を加速させる(Boost)という両者の意を重ね、「エコブースター」と総称しました。金型、深穴ドリル、旋削加工など多くの工作機械で採用されています。
内部給油装置
クランクシャフトの油穴
刃先交換式の溝入れ、突っ切り工具に特化したミルコーナ社(スウェーデン/1948起業)の工具。不純物が少なく高品質なスウェーデン鋼のむく材からの削り出しによる剛性の高いホルダで、深溝でもびびりのない加工を実現します。溝入れに特化した製品は数千種類のホルダを標準化し、多くの曲率に最適な形状を提案します。
「エムキュール」は、提案型セミドライ油剤のブランドです。お客様と私たちが手と手を取り合いながら新たな価値を創り上げていく様子を、ロゴのMに表現しています。MQLとも呼称されるセミドライの普及を目指し、MQLの読みとフランス語の「Quel(何を)」から、「何を具現化し解決していくのか」という意も込めています。
自社開発した油剤
組み合わせ式の座ぐり、裏座ぐり工具を展開するグランルンド社 (スウェーデン/1948 年起業)の工具。パイロット(もしくはドリル)と座ぐりカッタ、 ホルダを別々にして組み合わせることで特注の工具が不要に。必要な時に必要な下穴径、座ぐり径に合わせた工具を用意できます。
逃げ⾯とすくい⾯からピンポイントにミストを給油するセミドライ専⽤旋削ホルダ。当社が開発し(特許取得済み)、旋削加⼯の切りくず排出の概念を変え、⼯具寿命の延⻑などセミドライの能⼒を最⼤限発揮させます。鋼や、アルミ、ハードターニングなど多岐にわたる旋削加⼯で導⼊されています。
ハイス工具で隆盛を極めた新三協工具(香川県)が新たに立ち上げた超硬エンドミルブランド「NEW KKK」。品質と価格のバランスに優れ、ダイヤモンドコートなど多様な用途も対応し、当社が総販売元として取扱いしています。
FUJI BCの頭文字から命名した、会社ロゴ兼ブランドです。
私たちの未来・可能性が「無限大∞」に拡がるようにという想いを込めています。Cutpiaとは異なる加工領域の需要に対する製品群を自社で企画開発、展開しています。
エアマイクログラインダ
BTA深穴工具