MQLセミドライ加工システム-Minimum Quantity Lubrication-

JK / FK 操作説明

ホース交換マニュアル

準備

下記の専用ホースを準備してください。

 エアホース(外側)塩ビチューブ : 型番9363
 オイルチューブ(内側)ポリウレタンチューブ : 型番9360

下記の図のように、二重管の状態でエアホースよりもオイルチューブを長くしてください。余分がでたら切断してはめ合わせるほうが、取付け上の問題がありません。短すぎると作業がしにくくなります。

二重管

取付け方法 ポンプ側

構造

エアホースおよびオイルチューブとポンプをつなぎ込みは下記の構造になっています。
O-リングをはめたオイルチューブをポンプに差し込み、専用継手を締めつけることでO-リングが圧迫され、オイルチューブを固定するようになっています。

構造

作業手順

  1. 作業をしやすくするために、ポンプをボックスからはずしてください。
    (オイルポットをはずしたうえ、ボックス上部のねじをはずしてください)
  2. 新しいエアホース/オイルチューブ(二重管)を用意します。オイルチューブがエアホースよりも50mm程度でているように用意します。
  3. オイルチューブ/エアホースの二重管をボックスの穴に通してください。
  4. ラジオペンチ等でオイルチューブ引き出しながら保持します。
  5. オイルチューブに継手を差し込み、次にオイルチューブの先にO-リングを差し込みます。そのままポンプに差し込みます。
  6. オイルチューブがポンプの穴の底にはまりこみます。そのままの状態で、継手をねじ込みます。ポンプの穴の底面に継手が密着すると、O-リングが圧迫されてオイルチューブを固定します。
  7. オイルチューブが抜けないか引っ張って確認してください。そのあとで、継手にエアホースを差し込んでください。継手に差し込むときは、余ったオイルチューブ(約10mm)をエアホースを押し込むようにします。
  8. 最後にホースバンド(FS-12)でエアホースを専用継ぎ手に止めます。

取付け方法 ロックライン側

構造

ロックラインの先端から2駒目と3駒目の間までオイルチューブが入っています。オイルチューブの先端にはポジショナーがはいっていて、オイルチューブをロックラインの中心で固定しています。

構造

作業手順

  1. 新しいホースは、エアホースからオイルチューブが50cm以上(固定ブロック+ロックラインノズル長)でているように用意してください。ロックラインノズルは先端のノズルの駒から数えて。2つ目と3つ目の間をはずしておきます。
  2. ロックラインにオイルチューブを差し込みます。ロックラインの先端からでた余分なオイルチューブを先端20mmを残して切断してください。その際、オイルチューブを潰さないように鋭利なカッタで切断してください。
  3. ラジオペンチなどでオイルチューブを引き出しながら保持し、オイルチューブの先端にポジショナーをはめてください。ポジショナーの方向は図の通りです。
  4. ポジショナーごとロックラインに押し込むように戻し、ロックラインをつなげてください。
    (推奨工具:ロックラインプライヤ1/4’システム(市販品))